1508発行【ハタチ基金メルマガ】

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 1508発行【ハタチ基金メルマガ】http://www.hatachikikin.com/
〜東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、無事にハタチを迎えるその日まで〜
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※ご支援の申込やお問い合わせをいただいた方、これまでにご挨拶させていただいた方にお送りしています。

いつもハタチ基金へご関心をお寄せくださり、誠にありがとうございます。
ハタチ基金事務局です。

目次===================================================================

1.【2014年度ハタチ基金活動報告書より】 
 「夢を叶える一歩をくださり、本当にありがとうございました。」
 (被災地からのメッセージ)
2. ご支援方法について
3. 2014年度ハタチ基金活動報告書の送付に関して
4. 2015年7月のご寄付のご報告

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この夏、地元のお祭りに参加された方も多かったのではないでしょうか。

一足早く避難区域を解除された福島県広野町では、
町の恒例イベントである「サマーフェスティバル」が5年ぶりに震災後の作業員仮設宿舎などが撤去された二ツ沼総合公園で開かれ、避難先から駆け付けた町民らで賑わったそうです。

未だに避難指示が続く地域でも、
こういった光景が早く見られる様になればと心から願っています。

<復興への誓い新た 広野サマーフェス>
(福島民報 2015/08/09) 
http://www.minpo.jp/news/detail/2015080924600

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1.【2014年度ハタチ基金活動報告書より】 
「夢を叶える一歩をくださり、本当にありがとうございました。」
(被災地からのメッセージ)

おかげ様でこの8月中旬に「2014年度ハタチ基金活動報告書」が完成いたしました。

皆さまのご支援がどのように被災地の子どもたちのために活かされ、
どのような成果を上げることが出来たのかについてご理解を深めていただければ幸いです。

2014年度、ハタチ基金は4団体の活動をサポートいたしました。
今回のメルマガでは活動報告書より、
支援先の子どもたちやスタッフから寄せられたメッセージをご紹介いたします。



【学校外教育バウチャー事業より】(バウチャー利用生徒)

「私は高校三年生の受験生です。
 私はこのクーポンで、塾に行って、苦手な科目について勉強しています。

 私の将来の夢は災害医療に携わる看護師になることです。
 災害医療看護師は日本でも数がとても少なく、高度な技術が必要です。
 そのため、私は高いレベルの大学へ進む必要があります。

 しかし、私は母子家庭で、
 たった一人しかいない家族の母が震災の影響で仕事を失ってしまったため、
 塾へ行くのもやっとでした。

 私に学習するチャンス、夢を叶える一歩をくださり、本当にありがとうございました。」 

【ふくしまインドアパークより】(パーク来園者)※2015年3月に閉園

「引っ越してきたばかりの頃、どこで子どもを遊ばせたらいいのか分からず、
 安全に遊べる場所を探していました。
 パークの存在を知り、何度か遊びに来ると、顔見知りもできました。
 
 また、パークリーダーさんに子育ての不安や悩みも聞いてもらい、とても心強かったです。
 無くなってしまうのは、とても寂しいですが、今後の活動を期待しています。」
 
【みなみそうまラーニングセンターより】(利用者の保護者)

「宿泊学習から帰ってきた息子が、楽しかった思い出を繰り返し話してくれました。
 めったにできない経験をして本当に大喜びでした。

 たくさんの思いを胸に、ひと回りたくましくなって帰ってきた気がします。
 たくさんの方々の協力があって子どもたちが守られていると実感しています。

 これからもラーニングセンターの子どもたち、
 南相馬の子どもたちをどうぞよろしくお願いします。」

【コラボ・スクール女川向学館より】(教務スタッフ)

「2015年3月のJR女川駅新設に合わせるかのように町全体が整備され、
 学ぶ場所も整いつつあります。しかし、震災直後とはまた違った新たな課題が、
 ここ女川には潜んでいます。

 『いま、求められているもの』を常に意識し、学校や教育委員会と力を合わせ、
 未来を切り拓く子どもたちを応援し続けていきたいと思っています。」


▼「2014年度ハタチ基金活動報告書」はPDFでもご覧いただけます。
http://www.hatachikikin.com/annual_report
※メッセージは活動報告書の14ページをご覧ください。



国の集中復興期間と位置付けられる期間は2015年度を持って終了を迎え、
今後の復興事業に関しては被災した市町村が財源の一部を負担する方針が示されるなど、
地元の人びとからは復興の遅れを懸念する声もあがっています。

だからこそ、ハタチ基金は皆さまからいただいたご支援を基に
被災地の子どもたちに継続的な支援を届け続けることを約束いたします。
これからも引続きご関心をお寄せいただけますと幸いです。

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3. 2014年度ハタチ基金活動報告書の送付に関して

2014年4月〜2015年7月末にご寄付いただいた皆さまへ、8月中旬に2014年度ハタチ基金活動報告書を送付させていただきました。

もし、まだお手元に届いていない方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ございませんが、送付先ご住所とともに事務局までご一報いただけますと幸いです。

また、冊子の送付をご希望の方にはご希望部数をお送りしますので、事務局までご連絡ください。
ぜひ、イベントなどを開催される際には活動報告書をご利用ください。

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4. 2015年7月のご寄付のご報告

 ●寄付金額合計:4,602,264円
 ●寄付件数合計 :1,079件
 ○呼びかけ人(継続):2,344,000円(1,037件)
 ○個人(都度):271,984円(25件)
 ○団体(都度):1,986,280円(17件)
 ※クレジットカードでのご寄付は申込み月での数値となっております。

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【発行元】公益社団法人ハタチ基金 事務局
【文 責】嘉数 菜利子
mail:info@hatachikikin.com
twitter:http://twitter.com/hatachikikin
facebook:http://www.facebook.com/hatachikikin
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